リチウムイオン蓄電池等使用製品について

最終更新日:2025年7月31日

全国的に可燃・不燃ごみなどに混入したリチウムイオン電池使用製品の発火や破裂が原因とみられるやけどなどの事故や、ごみ収集場の火災が発生しています。事故の防止のために適正な排出にご協力をお願いします。


 リチウムイオン蓄電池使用製品

リチウムイオン蓄電池は小型で大容量かつ充電を行うことで繰り返し使える利便性から多くの充電式製品で使われています。

リチウムイオン電池とリチウムイオン二次電池と併せてリチウム蓄電池と呼ばれることもあります。

基本的に充電機能を持つ製品にはリチウム蓄電池が使われていると考えて差し支えありません。


リチウムイオン蓄電池が使用されている主な製品の一例

スマートフォン
モバイルバッテリー
ハンディー扇風機
コードレス掃除機などの充電機能付き家電
電動工具(電動ドライバーなど)
電動シェイバー・電動歯ブラシなど
電動式のおもちゃ
空調服(ファンのついた作業服)のバッテリー


リチウムイオン蓄電池等の捨て方

一般ごみ(可燃ごみ・不燃ごみ)では出せません

発火や破裂の危険があるため、一般ごみでは出せません。

処分を行うときは下のフローチャートを参考にしてください。

重大な事故を引き起こす危険がありますので絶対に可燃ごみや不燃ごみに混入させないでください。

危険ですので分解や改造等は絶対に行わないでください。


その他の収集について

加熱式たばこやボタン電池などは一部の団体や協力店でも回収してもらえる場合があります。

詳細は以下のURLからご確認ください。(外部サイトに移動します)

加熱式たばこの回収や協力店はこちらから(一般社団法人日本たばこ協会)

ボタン電池の回収や協力店はこちらから(一般社団法人ボタン電池回収推進センター)


リチウムイオン蓄電池等使用製品を安全に使うために

強い衝撃を加えないようにしましょう

リチウムイオン電池は衝撃に弱く製品の落下等により強い力がかかると内部が破損して発火や破裂の危険が高まります。

【事例①】
スマートフォンをポケットに入れて歩いていたところ転倒。その衝撃でバッテリーに内蔵されていたリチウムイオン電池が破裂してやけどを負った。
【事例②】
卓上に携帯扇風機を置いて作業中誤って落下させた。バッテリー内部に強い衝撃が加わったことで破損。異常発熱し発火した。
【事例③】
ごみ処理施設で不燃ごみに混入していたリチウム電池使用製品が原因とみられる火災が発生。 1年以上運転停止。復旧に十数億円の費用が生じた。
高温になる場所での放置や使用に注意

リチウムイオン電池は高温に弱く製品を高温となる場所で使用したり放置することで発火や破裂の危険が高まります。

夏場の車内は高温になりやすいため外出時に少し車を離れる場合などでも注意が必要です。

過充電に注意

過充電とはバッテリーが満充電となった後も充電を続けることです。過充電となることで発熱や発火の危険が高まるだけでなく、バッテリーや電池の寿命を縮めます。

以下は対策の一例です。

  • 充電中はバッテリーの状態に注意する

発熱や異臭などの異常が見られたらすぐに充電を中止できるようにしましょう。

  • 充電しっぱなしにしない

充電が終わったらすぐに充電器を外しましょう。

  • 高温環境での充電は行わない

高温環境での充電は大変危険なので行わないようにしましょう。


その他参考情報

リチウムイオン使用製品の安全な使用方法やその他参考情報は以下のURLから確認できます。(外部サイトへ移動します)

リチウムイオン二次電池の安全で正しい使い方についてはこちらから(電池工業会)

その他の参考情報はこちらから(日本容器包装リサイクル協会)

このページに関するお問い合わせ先

関川村 住民税務課 住民環境班

〒959-3292 新潟県岩船郡関川村大字下関912番地
E-mail:jumin-kankyo@vill.sekikawa.lg.jp
TEL:(0254) 64-1471 / FAX:(0254) 64-0505

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