定住自立圏構想とは、人口5万人程度以上で昼間人口の多い「中心市」と、生活・経済面で関わりの深い「周辺市町村」で形成する圏域で、相互に連携・協力し、圏域全体で生活に必要な機能を確保することで、地方圏への人口定住の促進、住みやすい地域社会の形成を目的とした広域行政の制度です。
定住自立圏構想推進要綱では、周辺にある市町村と地域全体における人口定住のために連携しようとする中心市が、圏域として必要な生活機能の確保に関して中心的な役割を担う意思を有すること等を明らかにするため、中心市宣言書を作成し、公表することとされています。
村上市は、この推進要綱に基づき、当圏域の中心市としての役割を果たす意思を内外に示すため、平成27年1月21日に中心市宣言を行いました。
定住自立圏形成協定は、中心市宣言を行った村上市と関川村及び粟島浦村が、地域の特性を生かした魅力あふれる圏域づくりを目指して、相互に役割を分担し、様々な分野において連携・協力し、補完しあう取り組みについて、それぞれ1対1で協定を締結するものです。
関川村は、村上市の中心市宣言を受け、平成27年7月15日に「村上岩船定住自立圏形成協定」を締結しました。
定住自立圏形成協定を締結した圏域で、民間や地域の関係者などを構成員とする「村上岩船定住自立圏共生ビジョン審議会」における協議検討を経て、協定に基づき推進する具体的な取り組みなどを盛り込んだ「村上岩船定住自立圏共生ビジョン」を平成27年10月1日に策定しました。
その後、令和2年には「第2次村上岩船定住自立圏共生ビジョン」を策定しました。
計画期間は令和2年度から令和6年度までの5年間とし、毎年度予算や事業内容などの見直しを行います。
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