関川村に人が住みついたのは、約1万年前と推定されています。
大化の改新のあと、中央政府の力は辺境の地まで大きく伸び、荒川本支流から出羽の国へと開拓が進められました。
荘園時代には国衙領、中御門大納言家領、近衛関白家領でしたが、鎌倉時代には河村氏、和田氏が地頭となってこの地を支配しました。
戦国時代を経て幕藩体制が確立されてからは、村上藩を中心に天領、館林藩、鶴岡藩、米沢藩の支配のもとに幕末を迎えています。
明治維新前は7か郷に分かれ、村上藩や水原代官所の支配下にありましたが、1889(明治22)年に市町村制が施行され、9村合併で女川村、8村合併で川北村、12村合併で関村、7村合併で七ヶ谷村、9村合併で九ヶ谷村が誕生し、5か村に集約されました。
1901(明治34)年に関村と七ヶ谷村、九ヶ谷村が合併して関谷村が、女川村と川北村が合併して女川村がそれぞれ発足しました。
昭和20年代になって地方自治制度の大改革が行われ、その中で1954(昭和29)年8月1日、町村合併促進法に基づき関谷村と女川村が合併し、現在の関川村が誕生しました。
関川村誕生後の歴史は、関川村50年のあゆみ(平成16年8月3日開催関川村発足50周年記念式典スライド)をご覧ください。
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