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バイオマス発電事業について

最終更新日
2016年4月21日

平成28年4月14日

質問

 バイオマス発電事業について、今まで何回となくお聞きしてきましたが、下記のように不明な点や疑問な点ばかりで、理解できかねます。

  1. 今まで米国の「HSSE社」が進めてきた、1千kWの出力に対応する「スターリングエンジン」は、どこにも存在しないことが、先回の回答で明確となりました。
  2. 5年目になっても、まだ基本計画すらない。今まで説明してきたことは何だったのか。それでもまだ、この事業を推進しているのは、なぜなのか理解できません。
  3. 木材については、村上・新発田圏内は全て、東港の事業所へ供給されることが決定しています。(関川村へ安定供給される材は、考えられない)
  4. 基本計画もないままここへきて、2千kWから6.5千kWに出力を上げるとのことですが、それには5万トン~6万トンの材が必要といわれています。しかし村では、2.6万トンで材は確保できたといっていますが、本当に それだけでいいのか。
  5. 「㈱パワープラント関川」への増資は、赤松氏や米国の企業が出資してもよいと言っているが、いまだに出資していない。本当にやる気があるのか疑問です。
  6. 「㈱パワープラント関川」への貸付金3千万円は、12月に歳入補正したが、いまだに返金されていない。本当に返金されるのか疑問です。
  7. 米国の「HSSE社」やクナウア―社長について、27年6月議会で議員が質問しているように、調べてもらったが不明とのこと。
  8. 「パワープラント関川」の永井代表によれば、この事業は、平成30年に出来ればと思っているとのことですが、村長・副村長の任期は、平成29年12月までです。その後はどうなるのでしょうか、非常に疑問に思います。
  9. 「HSSE社」は、社員5名で設立間もない会社で、実績も無いようですし、売り込んでいる「スターリングエンジン」は、存在しない。

 そんな会社に40億円ものお金を出資する個人や企業は無いと思います。

 上記のように、一般的な常識で考えても、不明な点や疑問な点ばかりです。なのに、第三者の検証もなく、なぜこの事業を推進しているのか非常に疑問に思いますし、理解できません。

関川村長 様

 何もかも不明、疑問だらけのこのような事業を、いつまでも引きずっていないで、もう断念すべきと思いますが、いかがでしょうか。

副村長 様

 副村長は、以前から地方自治や財政について、また法に関しても精通されていることは、承知しています。しかし、今回のバイオマス発電事業については、相手の言うことをそのまま信用し、何も検証されていません。

 村長の補佐役として、この事業を断念するよう、村長に意見を申し述べるべきと思いますが、いかがでしょうか。

津野良明 

回答

村長宛てご質問について

 現在、国内で稼働または検討されている木質バイオマス発電所は、出力が6,000kW前後、これに使用する木材の量が年間6~8万トン程度という規模の施設が多くなっています。例えば、これら既存の発電所を関川村に設置しようとした場合、必要な木材量を確保することは極めて困難であります。そこで、確保可能な量の木材を使って運転できる新たな技術を利用した設備による事業の検討を進め、その性能をメーカーが保証する形としました。本事業への材供給については、周辺における発電所の動向を踏まえた上で、相手方と覚書を交わし確約を得た形となっております。加えて、近隣地域の森林組合並びに民間事業者の皆様方からは、木材の十分な供給について力強い、また意欲的なご意見もいただいており、地域林業の振興につながる本事業の実施に対する大きな期待を感じているところです。

 事業資金は外部から融通することとし、その交渉も大詰めの段階であるとの報告を受けております。㈱パワープラント関川の資本構成も含めた協議となっているために、この結論を待って増資が行われると見込まれます。また、村からの貸付金も事業資金が確保された後に返還いただけるものと思っております。村議会への説明の場においては、議員からのご質問に対し、㈱パワープラント関川の永井社長より「平成29年度中の稼働を目指したい」という趣旨の回答がございましたが、これは、資金調達に関して、提供元の事情もあり思うように状況が進展せず、現時点で具体的な事業スケジュールを組み立てることができない中での目標の意味と捉えております。

 疑問・不安な点が多いため本事業を断念すべきではないかとのご意見でありますが、資金の確保を目前にし、まさにこれから事業に着手していく段階にあります。本事業が実現することによって、地域林業への大きな効果が期待されるほか、雇用の確保など地域活性化への寄与も期待されます。村といたしましては、本事業ができるだけ早期かつ確実に実現されるよう、今後も引き続き事業を推進・支援して参りたいと考えておりますので、ご理解をお願いいたします。

副村長宛てご質問について

 これまで様々な場面で申し上げて来ましたように、本事業の実現により、関川村に雇用の創出と林業を中心とした経済活動の活性化をもたらし、その効果は周辺地域へと波及し大きな効果を生むものになると考えます。

 一方、新たな事業にはいろいろな意味でのリスクもまた付き物であります。そのため、本事業では、自治体である村が事業リスクを負わないことを前提条件に、その検討を進めて参りました。まもなく事業資金が確保された後には、㈱パワープラント関川に対する村の出資比率を下げ関与する割合を低くし、より民間企業に近い意識を持って積極的に事業の成功に向けて取り組んで行く形を整えたいと考えております。

 副村長の責務は、法令に反しない限りにおいて、村長を補佐し事務を監督することであります。村長が掲げる政策を実現するため、その責務を全うすることが副村長の使命と認識し、職務に取り組んで参ります。皆様のご理解とご支援をお願いいたします。

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