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バイオマス発電事業について

最終更新日
2017年1月5日

平成28年11月11日

質問

 「木質バイオマス発電事業」ももう5年目ですが、何も進展していません。最初のドイツの機械の時のように、どうして第三者の検証を求めないのでしょうか。

 村長、副村長はどうしてもこの事業を進めたいようですが、この事業はどう考えても不可能であるとしか思われません。

 何度でも申し上げますが、今までの村長・副村長の回答は、「そう聞いております」・「伺っております」等であり、第三者の検証は何もありません。

 このように何も根拠のない回答で「ご理解ください」と言われても、とても理解できません。

関川村長様

◎バイオマス発電事業について

    • 1千kWの出力に対応するスターリングエンジンは、世界中何処にもありません。
    • 村上市、新発田市の木材は、県森連と東港の発電事業者とで「木質バイオマス用原木素材の安定供給に関する協定」を締結しており、当村への供給は不可能です。

 このように現実を直視した場合、事業を進めるのは不可能です。いつまでも引きずらないで、住民に対しきちんと説明し、中止すべきです。

◎「㈱パワープラント関川」について

 先回も申し上げましたように、このままでは毎年900万円程の赤字が増えていくことになります。

 借入先等について、先々回の回答は「村は答える立場にない」、先回の回答は「株主とは言え、会社に代わって答えることはできない」との事でしたが、村がほぼ100%出資の企業です。

 村は、株主である村民に対し、説明する義務があります。

副村長様

    • スターリングエンジンを使用した発電機械は、どこにもありません。
    • 燃料となる木材も、県森連からの供給は出来ない。
    • 「㈱パワープラント関川」への貸付金3千万円について、昨年の12月議会で、歳入補正をしたが、もう1年近くなるのに全く入金の見込み無し。しかし、私が金融機関に照会したところ、送金先の金融機関名・口座番号及び入金先の金融機関名・口座番号がわかれば調べることも可能との事でしたので、調査したらどうですか。

 5年目になっても何も進展のないこの事業、村長補佐役として、スターリングエンジンの専門機関へ足を運び、また金融機関へ足を運ぶなりして確認することも、副村長としての大事な職責と思います。

 ただ相手から「聞いている。」「伺っている」だけでは、副村長としての職責をはたしているとは思いません。

 この事業は実施不可能です。自分で調査し、事業を中止するよう、村長に具申すべきです。

 それでもこの事業を進めるなら、それぞれ証拠に基づいた具体的な回答をお願いします。

津野良明

回答

村長宛ご質問について

◎バイオマス発電事業について

 木質バイオマス発電事業は中止すべきとのご意見でありますが、村のことを思えばこそのご意見と承り、ありがたく存じます。

 まず、エンジンに関するご意見につきましてですが、この事業で使用が予定されているエンジンは、温度差により動力を生むスターリングエンジンの理論を応用した、超高圧の蒸気を動力源とする新型のエンジン(以下ここでは「新型エンジン」と表現します)と承っています。純粋な、いわゆるスターリングエンジンの存在とその活用につきましては、国内の関連団体の情報等から、現在実用化されているのは数十kW規模の小型のもののみであると認識しているところです。両者の規模には大きな開きがございますが、そもそも、この新型エンジンは、いわゆるスターリングエンジンとは異なる構造であるとの説明を受けております。本件に関わる技術者からも、スターリングエンジンという言葉が先行する点が危惧される旨を承っておりました。この点につきましてご認識いただきたいと思います。

 いずれにしても、発電にかかる商業運転の実績がない点に変わりはないのでありますが、原形のエンジンを製作するメーカーでは、試験機による運転とデータの解析を踏まえ、エンジンを量産化するために工場を準備している最中と承っており、その技術と自信のほどが伺えると考えています。

 次に、燃料となる材の供給に関するご意見につきまして、ご指摘のとおり、新潟市内において既に木質バイオマス発電所が稼働しており、新潟県森林組合連合会を通じて、近隣地域からも材が納入されていると承っています。新潟県森林組合連合会では、県内の木材の円滑な流通と需給のため、森林組合や木材業者等の林業事業者を対象として定期的に会議を開催し調整を行っていますが、この会には、村並びに㈱パワープラント関川も毎回出席させていただいており、既に稼働している他社の発電所への供給もさることながら、関川村における発電計画にかかる材供給につきましても、締結済みの覚書に基づき、今後の材供給を前提とした調整を行っていただいております。ご指摘のような、当村への供給が不可能というご意見は承っておりませんので、ご理解をいただきたいと存じます。

◎㈱パワープラント関川について

 以前に同じ内容のご質問に回答いたしましたとおりであります。ご理解をいただきますようお願いいたします。

副村長宛ご質問について

 エンジンと木材に関する部分に関しましては、村長へのご質問に対する回答のとおりであります。重ねてご理解をお願いいたします。

 事業資金の調達に関しましては、以前にもいただきましたご質問に対する回答の繰り返しとなりますが、金融機関同士の送金手続きの処理に時間がかかっているのではなく、その前の段階で、資金の準備や送金そのものに関し、金融機関や政府機関等による承認が必要とされ、そのための手続きに時間を要しているものであると伺っております。㈱パワープラント関川を通じて相手方と継続的に連絡を取り合っている中で、必要な作業を確実に前進させているとの情報も承っております。

 今後も確認作業を進めて参りますが、何分、村側の負担をせずに事業資金を準備してもらう形であることから、相手方の事情にも最大限配慮しなければなりません。相手方は資金準備の意思を明確にしておりますので、村内あるいは国内の状況などこちらから伝えるべき部分は伝えながら、引き続き良好な関係を保ち、早期の送金実行に向けて尽力いただきたいと考えております。「実施不可能であり事業を中止すべき」とのご意見もいただきましたが、今現在はそのような状況であります。ご理解をいただきますようお願いいたします。

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